サンクチュアリを見た
この題名だと相撲ドラマって全く分からん名前だな。
相撲は親父が好きだったって印象があるだけで、興味を持ったことは一回もなかった。
でも昨日見終わって、今日はYouTubeで相撲動画めちゃくちゃ見た。
力士かっこええ。
ドラマの見どころは、主人公の猿桜(えんおう)の力士としての成長と周りの力士のキャラクター性。
主人公役の一ノ瀬ワタルさんすげえ。最終話の蹲踞(そんきょ)してる姿かっこよかった。安定感が本物の力士感で溢れてた。
メイキングもみたんだけど、体作りと稽古がかなりハードだったみたい。
前半はだらしなめに体作って、後半は締まった体にするっていう難易度高い役作り。
相撲の立ち会いが面白いってことを発見できてよかった。
番付も調べたら面白いし、三役は怪物級に強いってことがこのドラマ見て知った。
ドラマの中にはメインキャラの相撲に興味ないライター役がいてくれて、主人公の立ち会い・稽古の姿を見て徐々にに心が沸く感動を共有してくれる気がする。
一気に見終わって、ふと礼儀とか礼節の重要性ってなんなんだろうと思った。
前半は礼節なんてクソ喰らえってスタンスの主人公が、最後は敬語で真摯に相撲に取り組む姿勢が強く印象的だったから。
礼儀がなく人と接すると拒否感が生まれる。人間だもの。
ドラマの中でも周りから強くあたられたり、引退勧められたりしてた。
でも礼儀があれば、人から知識とか経験を教えてもらう・盗もうとする時にそれが潤滑油になって回り回って自分のためになる。
あとは単純に礼儀のある所作は見た目が美しくなる。
これはメリットとかではないけどでかい。応援したくなる。
昔から続く武道や神事にはなぞの礼儀作法が多く残ってるだろうけど、どれも必要だから残っているんじゃないかと思う。
こんな美しい相撲ドラマを見れたこと、これが世界中で見られていることは日本を誇れる一因になる気がした。
体作り大変だと思いますが、シーズン2お待ちしております。ちゃす。